超高深度地盤探査とは…
弊社では、「統合GPRソリューション スタッキングアンテナ」を使用して地盤探査を行っております。
通常のアンテナでは、探査深度が2mまでしか地盤探査を行うことができません。しかし、「統合GPRソリューション スタッキングアンテナ」を使用すると、通常アンテナの4倍以上もの探査深度能力がアップします。
※土壌等の状況により測定深度は変わります
実際にどのような場面で、超高深度地盤探査を行うか、ご紹介します。
データ収集から結果の提供までを迅速に行うことができる、使いやすいデータ処理ソフトを使用をしています。 3Dマップでの出力が可能なため、埋設物等の大きさ、深度、場所を特定でき、また様々な角度から確認することができます。
超高深度地盤調査
GPR:(Ground Penetrating Radar)地中レーダーは、電磁波(電波)の地下物体からの反射を利用した地下計測法であり、地下構造を高速、高精度に可視化できる手法です。
地下水面マッピング・岩盤探査、分析・地層学・水深測 量、空洞調査・ガス管、水道などの検出・文化財探査等に活躍しています。
試掘調査に比べてコストが安く、連続的な探査が可能です。
また、機動性が高く、迅速な探査が可能で、対象物(管路、空洞、鉄筋、構造物)の材質にかかわらず探査が可能です。
■主な利用現場
利用現場 | 主な対象物 |
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埋設物検知 | パイプケーブル 埋設・投棄物 |
非破壊検査 | コンクリート 建造物 トンネル |
路面保全 | 舗装状態 空洞検出 |
土木・建設 | 地盤調査 掘削前監視 |
環境・農業 | 地下水 土壌水分 樹木、根の計測 |
地質・資源調査、 遺跡探査 |
埋設物 構造物内部可視化 |
社会安全 | 地雷検知 |
従来のアンテナでは探査深度能力が2mでしたが当社の探査機は最新デジタルスタッキングアンテナを使用し、周波数160MHZにて11mまで高解像度で探査可能になりました。
調査中の反応を瞬時にマーキングや撮影をすることにより見逃しをなくすることができます。
無線LANにて探査機とタブレットを接続し操作を簡単にしております。また、GPS接続にて地図情報サービスも同時に利用可能です。
専用の解析ソフトにて3Dマップでの出力が可能なため、埋設物の大きさ、深度・場所を特定でき、様々な角度から確認することができます。
クラウドを利用しており、測量班から解析班そして、施工班への情報交換が迅速に行えます。
また、タブレットでの現場解析も可能です。
掘削作業時に設計に明記されていない岩盤や埋設管などが現れる等という予期せぬトラブルを事前に避けることが出来ます。
作業内容に適した機械や重機・工法までを確実に設定でき、作業に関わるすべての方に安心と安全を与えリスクアセスメントを低減できます。
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