造成工事とは
造成工事とは、傾斜になっている土地や山、田んぼや畑がある土地を、宅地や駐車場など用途によって、活用できるように盛土・土留・整地などを施し整備する工事のことです。
宅地造成規制法に基いて都道府県の知事等に申請が必要となります。
造成工事が必要な場合は?
造成工事は、どのような場合に必要になるのでしょうか。主なケースを3つご紹介します。
宅地となる土地は四角であることが望ましいですが、変形した土地も存在します。そのような際に、区画しやすいよう土地を四角に整備しながら造成します。
起伏の激しい土地にそのまま建物を建設することはできないので、切土や盛り土をすることで土地の表面を平らにします。山などの斜面に作られる分譲地であれば、すべての土地を平らにするのではなく、段差をつけながら、なだらかに造成する場合もあります。
田畑では土に腐葉土が混在していることなどから、地盤が軟弱な場合が多く見られます。そのため、腐葉土を取り除いてから盛り土を行うといった造成をします。盛り土として単に新しい土砂を敷いただけでは地盤の強度は改善されないため、盛り土に用いる土砂を工夫したり、転圧して地面を締め固めることで地盤を強化したりします。
アシストが施工した現場で、簡単な施工の流れをご紹介します!
ここにサッカーグラウンドを建設します。
まずは、建設予定地の伐採を行い、造成する環境を整えます。
左写真は、伐採完了後の状況です。
まず、伐採が終わったら地山を掘削して敷地面積を確保していきます。左写真は、掘削施工状況です。
敷地が広がっていくのが分かります。
地山の掘削に並行して、低い土地へ盛土していきます。高低差をなくすことが造成工のポイント。併せて、排水構造物や補強土壁を造っていきます。
掘削・盛土が完了。排水構造物工も、補強土壁工も完了しました。
左写真は、建築工事をしているところです。
最後に、のり面の吹付けが完了しました。掘削したのり面は、崩れないように草木で緑化を行い、最後までしっかりと施工しました。
グラウンド造成 完了です!
掘削・盛土だけでなく、構造物工も施工します。
自社の10tダンプで、残土等の運搬も行います。
ご意見・ご質問など、お問い合わせは、下記ページからお願いいたします。